福井の歴史と文化(3)
株式会社 勝山剣光堂 2012年09月09日
福井の歴史と文化 シリーズその3-2
本日、9月9日は刀匠(葵紋)越前康継の命日でした。
元和7年(1621)の9月9日歿ということで391周忌となります。
宝永2丁目8番地の芝原用水脇に康継の墓石があります。
毎年お参りしているのですが、
もし私が死んで、390年経っても誰かがお参りしてくれるかなぁ~と考えちゃいます。
やっぱり康継はそれほど偉大だったわけですね。
彼の作品のいくつかが私の手元にありますが、現代でも色あせることなく輝いています。(注1)
後々の時代にも、理解者が引き継いでこれらの作品を護ってくれる日本文化の環境を想像しつつ、私の仕事の役割もまんざら無駄ではないなと感じる日でした。
出典
https://www.facebook.com/KENKODO.biz/ {at}
注
- もしも勝山が康継の本物を在庫として確保していたのならば、康継の墓の写真などではなく、その現物や鑑定書の写真を載せているはずである。この記事を読んで、康継の本物を見せてもらえないかと問い合わせた人がいたとすれば、間違いなく価値の低い贋作を見せられ、不当に高い値段で買うように仕向けられたことだろう。「福井の歴史と文化(2)」の注7を参照されたい。
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