刀剣横領の被害者の会が初総会
弁護士が損害賠償請求方法など説明
福井新聞 ONLINE 2016年10月15日 18時30分
福井市の刀剣業者、勝山剣光堂の代表取締役が業務上横領などの容疑で逮捕された事件で、県内外の刀剣愛好家らでつくる被害者の会が15日、福井市の県国際交流会館で初の総会を開いた。被害者約20人が参加。刀剣などの返還や損害賠償の請求について、弁護士が進め方を説明したほか、個別相談を受けた。同会では提訴など近く方針を固めたいとしている。
同会の活動に協力している[11字削除](京都府)、[4字削除](大阪府)の両弁護士が、法的手続きなどを説明した。被害者からは「刑事事件の影響は」「警察が押収した刀剣はどうなるのか」など質問が相次いだ。
同会の事務局長で社会問題被害者救済センター(福井市)の村内光晴代表は「容疑者は身勝手な主張を繰り返し逃げ切ろうとしているようだが、そうはさせない」としている。同日、同センターの設立総会もあり、犯罪や不法行為の被害者に対する相談活動など活動方針を決めた。
同会の会員数は現在約40人。問い合わせは村内代表=電話0778(44)[4字削除](平日午前9時〜午後5時)。
弁護士から訴訟について説明を受ける被害者
=15日、福井市の県国際交流会館
=15日、福井市の県国際交流会館
出典
- http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/106884.html {at, wm}
- http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/61972 {at}
- http://www.fukuishimbun.co.jp/articles/gallery/61972?ph=1 {at}
- 「刀横領事件 被害者の会が初総会 福井 賠償請求法を確認」『福井新聞』2016年10月16日、26面
備考
画像には一部、修正を施した。
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