【公共工事】県が虚偽公文書作成の疑い
「日付さかのぼって記載」
北陸朝日放送 2019年04月10日
県が昨年度に発注した公共工事をめぐり、県が契約書を作成した日付を実際よりも、さかのぼって記載していたことが分かり、虚偽公文書作成の疑いが浮上しています。
問題となった工事は県が去年5月に発注した都市計画道路 粟津町なか線 街路整備事業の補修工事です。この工事を落札した建設業者に対し、県は当初の設計書になかった民間団体主催のイベント費用およそ260万円の支払いを指示。イベント費用を工事費用に追加計上した変更請負契約書や設計書を去年12月3日の日付で作成し保管していました。しかし、北陸朝日放送が工事を担当した県南加賀土木総合事務所を取材したところ、文書を作成したのは今年2月以降だったと話していることが分かりました。また、県の担当部署も、工期内に書類を作成できず、日付をさかのぼって記載したと話しています。専門家は虚偽公文書作成・同行使の疑いがあると指摘しています。この問題に対し谷本知事は ──
[谷本正憲 石川県知事]調査してみる必要があるかもしれませんね。公文書管理規定の関係で、どういうことになってんのかって、それのところが。まあだけど、ないことを、あるようにしてやったってことじゃあないと思うし。[途中カット]いろんなことで忙しくて、なかなかそこまで、できなかって(注1)、後できちっと文章を整理をしたっていう ── こと、なのか。もし、そういうことであれば、少しずれてしまったっていうね実際。だけど、それは本来は、公文書管理規程上は、それはあってはならないっていうことでしょうから。
出典
https://www.youtube.com/watch?v=rHpuvASxn4k
注
- 原文のまま。できなくて。できなかったので。